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HOUSE ハウス:映画短評

HOUSE ハウス

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くれい響

日本映画界に降臨した“映像の魔術師”

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

大林映画の代名詞「A MOVIE」のはじまりにして、トラウマ必至のカルトムービー。愛娘のアイデアに、デ・ラ・メアの短編要素をプラスしたホラー・ファンタジーで、リアリズム重視だった当時の日本映画界において、あえてフィクションを強調した特撮など、TVやCMの撮影技術も導入。すでに“映像の魔術師”として手腕を振るいながら、併映作の主演である三浦友和や他社の人気キャラである寅さんや桃さん(のそっくりさん)も登場させる、おもちゃ箱感がハンパない。アイドルホラーの先駆けでもあるが、遺作までこだわり続けた反戦のテーマも描かれており、同年(1977年)公開の『サスペリア』同様、まったく色褪せない!

この短評にはネタバレを含んでいます
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