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ぶあいそうな手紙 (2019):映画短評

ぶあいそうな手紙 (2019)

2020年7月18日公開 123分

ぶあいそうな手紙
(C) CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019
なかざわひでゆき

新旧世代の交流から生まれる希望の光

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 一人暮らしの住み慣れた我が家から動こうとしない頑固老人と、住むところも金もない天涯孤独な若い女性。かつて想いを寄せた親友の妻から老人のもとへ届いた手紙を、女性が視力の衰えた彼のためにアルバイトで読み上げる。そこから始まった2人の奇妙な友情が、やがて双方の人生にささやかな希望の光をもたらす。熱い友情と革命の理想に燃えた若き日の情熱を取り戻していく老人、根なし草の女性もまた年長者から生きる指針と知恵を習得する。日本ではすっかり世代間の分断が深まってしまった感ありだが、本作は互いを知り学び想像することで芽生える心の豊かさを描く。地味ながらも優しさに溢れた作品だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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