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ザ・ミスフィッツ (2021):映画短評

ザ・ミスフィッツ (2021)

2022年1月21日公開 95分

ザ・ミスフィッツ
(C) 2020 Film Gate Productions FZ LLC. All Rights Reserved.
くれい響

レニー・ハーリン監督作としての手堅さ

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

ボンド卒業から20年近くも経ちながら、老いを感じさせないピアース・ブロスナンに、狂言回しとなるニック・キャノンや山Pとユニットを組んでいたマイク・アンジェロら、国際的なキャスティング。それだけ見ると、『トリプルX』感があるが、刑務所の金庫に眠った金塊を盗み出すケイパームービーだけに、『オーシャンズ』シリーズのフォロワー感強し。カート・ウィマーの脚本を、レニー・ハーリンが監督しているだけに、アブダビやドバイを舞台に、テンポ良く騙し合いが描かれ、砂漠でのカーチェイスなど、ほどほどのアクションを用意するなど、“現代のロビンフッド”の活劇に仕上げている。彼らを追うティム・ロスの困り顔も見どころだ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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