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シニアイヤー (2022):映画短評

シニアイヤー (2022)

2022年5月13日公開 113分

シニアイヤー

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3

くれい響

「あの頃」が甦る、37歳の高校生奮闘記!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

20年間の昏睡状態から目覚めたヒロインが、高校最後の年をやり直す! そんな既視感ある展開ながら、スマホもガガ様も知らないブリトニー&アヴリル世代のジェネレーションギャップが小ネタとして味を出す。プロムクイーン候補だった人気者がポジティブ思考で立ち向かうあたりは『キューティーブロンド』にも似た痛快さ全開で、『チアーズ!』要素もアリ。また、時代を反映した変化やコンプラとレベル・ウィルソンが得意とする下ネタがせめぎ合う面白さも。さらには、部屋に『クルーレス』のポスターが貼られ、アリシア・シルバーストーンがキーパーソンとして登場するなど、確実に「あの頃」が甦る一本だ!

この短評にはネタバレを含んでいます
猿渡 由紀

レベル・ウィルソンが笑わせてくれる

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

「ピッチ・パーフェクト」シリーズでもどんどん役が大きくなっていったレベル・ウィルソンが、コメディエンヌとしての才能を十分に発揮。彼女がとにかく笑わせてくれるし、ほかのキャストも良いので、細かいことはとやかく言わず楽しむべき。90年代に高校生だった主人公(ウィルソン)が20年間昏睡状態に陥り、覚醒後高校に戻るという設定で、その間世の中がどう変わったかが物語の大きなポイント。だが、昔が良かったのか悪かったのか、ポリコレが強い今がどうなのかについて何か言うことはしない。代わりに「自分らしくあること」というメッセージを送るのだが、そこにはやや使い古された感を覚えた。

この短評にはネタバレを含んでいます
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