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タービュランス 絶空16,000フィート (2025):映画短評

2026年7月10日公開 95分

タービュランス 絶空16,000フィート
(C) 2025 Turb Ltd. All Rights Reserved.
相馬 学

気球は怖いが、人間はもっと怖い!?

相馬 学 評価: ★★★★★ ★★★★★

 『エア・ロック~』は海に沈んだ旅客機内という限定空間の極限状態を工夫とともに描いた佳作だったが、同監督のこの新作も息苦しいほどの展開で攻めてくる。

 舞台は制御不能に陥ったツアー用の気球で、主要キャラは4人という少人数体制。高度が上がり過ぎて空気が薄くなったり、岩壁に激突しそうになったりなどのフィジカルな危機に加え、キャラ間の疑心暗鬼や愛憎が絡み、スリルを上昇させる。中盤とクライマックスに用意された物語の転換ポイントも旨味。

 『サンダーボルツ*』では出番が少なかったO・キュリレンコだが、ここではうっぷんを晴らすように謎の悪女を妙演。男性優位社会への批判も垣間見えて興味深い。

この短評にはネタバレを含んでいます
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