モネと時間旅行 (2025):映画短評
"時間"に注がれる眼差しが暖かい
"時間"に注がれる眼差しが、モネの描いた睡蓮の絵画のように、柔らかく、暖かい。モネの作品は、描かれてすぐには理解されなかったが、やがて名画として評価され、おそらく今後も存在し続ける。そんな絵画を支点に、複数の時間が交錯する。
一つは19世紀ベル・エポックの時代、田舎からパリに来て母を探す若い女性の時間。そこに、彼女の母親の若い頃の時間も重なる。もう一つは、現在のフランスで、彼女が遺した屋敷を調べる子孫たち4人の時間。それらの時間が、まったく同じ姿の建造物で継ぎ目なく繋がったかと思いうと、同じ場所から見る景色がまるで変わっていたりもしつつ、どの瞬間も柔らかな光に満ちている。
この短評にはネタバレを含んでいます






















