シネマトゥデイ

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難民、人種問題の複雑さを、一般人の視点から深く語る

  • 判決、ふたつの希望
    ★★★★

    ちょっとした工事が原因で衝突したレバノン人の住人とパレスチナ人の作業員。この些細な出来事は、当人たちの思惑を超え、政治を巻き込んだ一大ニュースとなっていく。中東の複雑さをよく理解できていない我々にとっては勉強になることが多数。しかし、難民や人種差別の問題というのは、今、世界的に注目されている身近なトピックだ。また、これはあくまで普通の人の普通の生活を描く人間ドラマ。物語が進むうちに、必ずしもこのうちひとりが悪者でないこともわかってきて、さらに心が揺さぶられる。最後に出てくる「苦しんでいるのは一方だけではない」というせりふが、まさにこの映画を象徴する。

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猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴: 東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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