シネマトゥデイ

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人間ドラマに想像力もふくらむ、前作以上の濃密度

  • 日本のカッパや、懐かしのホグワーツなど、心ときめく見どころを的確に配し、一瞬たりとも飽きさせない構成は、さすがの一言。タイトルからしてグリンデンバルドの邪心が物語をかき回すのは予想範囲内として、人々の思惑を左右するキーパーソンは別の人物だったりと、複層的なドラマとして、そして今後のシリーズの展望も含めて見ごたえ万全だ。

    ダンブルドア&グリンデンバルドを筆頭に、あれこれ想像力を刺激する人間関係の描き方も、90年前が舞台なのに、じつに2018年の映画らしい。人々が扇動される危険というテーマも現代的。そして「ハリー・ポッター」の熱いファンに向けたネタも…と、多方面へのサービス精神が感じられる。

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斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴: 1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況: トロント国際映画祭で観た作品では、観客賞の『グリーンブック』に心底感動。イザベル・ユペールが笑っちゃうほどの衝撃演技を見せる『グレタ』はトラウマ的怪作でした。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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