シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

サービス精神たっぷりで、とにかく膨満感

  • ルーザーズ7人の、大人になった日常から苦悩があぶり出されるうえ、前作ではうっすらだった子供時代のトラウマも深掘りするので、上映時間169分もドラマの分量には合っている。前作以上のペニーワイズまわりのドッキリ演出と、仲間の絆の往復に、コミカルなやりとりも大人のキャストによって強調され、全体の計算されたメリハリで体感的に飽きることはない。とくにビル・ヘイダーのコメディリリーフが味わい深いし、一瞬登場のグザヴィエ・ドランの役回りなどキャスティングの成功を実感。子役たちの成長を抑えた「CG」も、ある意味で隠れた見どころ。ただし、終盤の展開が、満腹後の食べきれないデザートと感じる可能性もあるかと。

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斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴: 1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況: 今年もトロント国際映画祭に参加。ほぼ全回を満席にする熱いトロントの観客と一緒だと、日頃忘れかけてしまう映画を観る喜びが復活します。一週間いても観たい作品がありすぎてまったく追いつきません。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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