映画ちいかわ 人魚の島のひみつ (2026):映画短評
ちいさくて可愛いだけの作品ではない
子ども向きと侮るなかれ。原作を知らない大人でも十分楽しめる。島を訪れた主人公たちが冒険を繰り広げる物語だが、不穏なムードと楽しいムードの出し入れが絶妙。シンプルなキャラクターにも関わらず、濃密な作画とリッチな音楽で、大画面でもまったく見劣りしない。セリフを発しないキャラクターが多いため、ノンバーバルの演出に力が入っており、言葉に頼らなくても物語に引き込まれていく。物語のテーマは「命」と「罪」だろうか。どんなに小さくて弱くて善良な存在でも、エゴはあるし、罪を犯すこともある。現代の日本はそんな人がほとんどだろう。クレジット後のラストシーンを見逃さないように。
この短評にはネタバレを含んでいます










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