ロングウォーク (2025):映画短評
実現に時間がかかったことはマイナスでなかった
原作小説を映画化する企画が出たのは80年代。その間、「バトルランナー」「ハンガー・ゲーム」「イカゲーム」など、社会の弱者あるいは若者が命をかけて戦う様子が見せ物にされるという設定の作品がヒットしたが、「今さら」感はない。むしろこのタイミングになったことで、切実さが増した。第二次トランプ政権のアメリカでは、言論の自由、政権に対するメディアの忖度に危機感が増しているのも理由のひとつ。
予想を裏切るラストも良い(実は違うバージョンもあったらしい)。主演ふたりの相性も最高。毎回違う顔を見せるデビッド・ジョンソン(『ライ・レーン』『エイリアン:ロムロス』)は、間違いなく今最高に注目の若手。
この短評にはネタバレを含んでいます






















