オラン・イカン (2024):映画短評
80年代的なノリが嬉しい半魚人ホラーの佳作
太平洋戦争末期のインドネシア、間一髪で沈没船から脱出した日本兵と英国兵は、命からがら泳ぎ着いた小さな島で、現地の人々に「オラン・イカン」と呼ばれて恐れられる伝説の海洋モンスターと遭遇する。さながら東南アジア版『大アマゾンの半魚人』といった塩梅だが、しかしそのクリーチャー造形を含めた全体の印象としては、『モンスター・パニック』や『C.H.,U.D. チャド』のノリに近いと言えよう。モンスターがCGではなく着ぐるみスーツなのはポイント高し。戦争を背景にしたハードなドラマ展開や、容赦のない残酷描写も悪くない。恐らく、’80年代のクリーチャー・ホラーを見て育った世代には刺さりまくるはずだ。
この短評にはネタバレを含んでいます


















