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カリフォルニア・ダウン (2015) 映画短評

2015年9月12日公開 114分

カリフォルニア・ダウン
(C) 2014 VILLAGE ROADHSOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

ライター4人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.8

森 直人

2015年の苦く重いCalifornia Dreamin'

森 直人 評価: ★★★★★ ★★★★★

ハイパーリアルな映像技術と、ファミリー主義的な信頼のドラマ。共にハリウッドが得意とする映画術を、満点レベルでこなしてしまった「震災映画」。言わば“出来が良すぎて”日本で暮らす我々には辛い。どうしても苦味を含んだ評価になるが、現実と映画の関わり、そして「ディザスター映画」というジャンルの在り様を再考するには貴重な一本だと思う。

サン・アンドレアス断層(原題)の危険に対する実証的なアプローチに手抜きはなく、最後に流れる荘厳なシーアの『夢のカリフォルニア』カヴァー(原曲はママス&パパス。1965年)も風刺的で戦慄。娯楽映画なんだから、という開き直りのない真摯な作りであることは記しておきたい。

この短評にはネタバレを含んでいます
なかざわひでゆき

カ、カイリー・ミノーグがっ!!!

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 カリフォルニア一帯で超巨大地震が発生。巻き込まれた元妻と娘を救出するため、レスキュー隊員が次々と襲い来る危機に立ち向かっていく。
 音を立てながら崩れ落ちる高層ビル群に決壊するダム、瓦礫を押し流していく猛烈な大津波、そして無残にも犠牲となっていく大勢の人々。VFXの圧倒的なスケールと迫力もさることながら、容赦ないくらいに壮絶な災害描写に息を呑む。3.11のトラウマが残る日本人には少々キツいかもしれないが、しかしだからこそ、この恐怖は肝に銘じておかねばなるまい。
 頼れる最強パパ、ドウェイン・ジョンソンも文句なしにカッコいい。ただ、歌姫カイリー・ミノーグの扱いは賛否分かれるだろうなあ…。

この短評にはネタバレを含んでいます
山縣みどり

さすがロック様! 天災にも挑んでいきまっせ!

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

地震や台風はもちろん、竜巻やハリケーンといった天災被害が世界中で続く昨今、他人事ではないディザスター映画だ。最新技術を駆使した特撮が迫力ありすぎて、東北大震災のTV中継だけでも衝撃を受けた身なので心臓がキューッ。メンタルが弱い方にはお勧めしない。家族愛をサバイバルの要にした展開はハリウッド的だが、ロック様演じる主人公のスーパー・パパぶりに説得力があるのは間違いない。『96時間』が好きならばこの展開はおおいにアリだし、各所でロック様演じるレスキュー隊長が見せる荒技に心底うっとり。天災だろうが果敢に挑み、がっぷり四つに組む心意気やよし! 荒唐無稽な行動もロック様ならおおいにアリなのだ。

この短評にはネタバレを含んでいます
くれい響

大災害に立ち向かうロック様に胸アツ!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

『センター・オブ・ジ・アース』に、『キャッツ&ドッグス』と、3D効果を巧く使って前作ファンも満足させる“続編”を手掛けた職人気質のブラッド・ペイトン監督。日本公開が一度延期となったデリケートな題材だが、とにかく次々襲いかかる大災害に(とはいえ、マイケル・ベイ風味にならない)、パニック映画ならではの死亡フラグなど、今回も3D効果をフルに生かしてエンタメの極意を披露してくれる。そして、じつはかなりの公私混同キャラだが、これまで以上に体を張るロック様の雄姿に胸アツ。強震だけでなく、強風、洪水あたりまえな展開ゆえ、完璧なまでの4DX向け作品。なのに、日本ではそれを体感できない事実に★没収!

この短評にはネタバレを含んでいます
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