私がビーバーになる時:映画短評
芳根京子の声優の才能、大きく開花では?
“かわいい系”を予感させつつ、他の生き物との合体に『ザ・フライ』的マッドサイエンス感、肉体の変容に『サブスタンス』のキワモノさも溢れ、その意味で最高! ここまでの奔放さ、マニアックさが、ディズニー本体と違うピクサーらしさだと嬉しく実感。
主人公のキャラはジェンダーの曖昧さを醸し出しながらも「らしさ」を説明的に突っ込まないのが潔い。日系の主人公も貴重で、生活細部に意外な発見が。吹替版の芳根京子は最適な仕事。
ただ、この設定なら「もっと感動できたはず」とも。ラストも含め重要シーンのいくつか、じっくり演出してほしかった。とにかく全編、機関銃のような矢継ぎ早で、近年のハリウッドアニメの過剰さが際立つ。
この短評にはネタバレを含んでいます





















