スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー:映画短評
ライター2人の平均評価: 4.5
ジョン・ファヴロー監督の心意気が熱い
『スター・ウォーズ』とは、銀河の未来を左右する英雄譚である前に、友を助けに向かう人々の冒険譚である。そう宣言するジョン・ファヴロー監督の心意気が熱い。この銀河には善が存在する。笑いがある。加えて、定番の高速チェイスあり、クリーチャー数は予想以上、原点回帰のオマージュも感動的。
これまでの『スター・ウォーズ』をまったく知らずに、ここから見ても大丈夫なのも、ファヴロー監督の意図通り。とはいえやっぱり、ずっとこの銀河を見てきたファンへのご褒美のようなおなじみのアイテムや顔ぶれが山盛り。見終わってすぐに、あそこのアレが〜!と話したくなること間違いなし。
あくまでも”マンダロリアンらしく”を貫いた一本
久しぶりの”映画のスター・ウォーズ”。ただし、いわゆる”カノン=正史”とは一定の距離を置いて作られたという、今までにない立ち位置の一本。ドラマシリーズが好評だった『マンダロリアン』の映画化作品ではあるものの、意外なほどにドラマシリーズの知識は必要ないという巧い作りの映画になっていて、これはなかなかお見事と言いたくなる。”マンドー格好いい!”と”グローグ可愛い!”と言う”肝”の部分に力点を置いたことで、シンプルな娯楽大作となった。グローグの健気さは時に暖かい笑いを呼ぶほどで、こんな”スター・ウォーズ映画”が成り立つのだなと感心してしまった。





















