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『銀魂』のヒットの次に来るのは?2018年期待のマンガ原作実写映画

コラム

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注目の若手イケメン俳優吉沢亮主演、映画『リバーズ・エッジ』より - (C) 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

 38.4億円という興行収入を叩き出し、2017年実写邦画No.1ヒット作となった『銀魂』(数字は配給調べ)。それに対し、『銀魂』以上の人気原作であるにも関わらず、思うような結果を残せなかった『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『鋼の錬金術師』……。キャスティングや脚色など、さまざまな意見はあるなか、やはり気になるマンガ原作の実写映画化。その2018年公開作の傾向と対策を、注目俳優とともに、ざっくりチェックしたい。(文・くれい響)

 まずは、キラキラ感を放つイケメンとの相性の良さから、さらなる輝きを放つ恋愛系コミック。小瀧望ジャニーズWEST)主演『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(3月3日公開)、知念侑李Hey! Say! JUMP)主演『坂道のアポロン』(3月10日公開)、CDデビューが決まったMr.KING平野紫耀に至っては『honey』(3月31日公開)と『ういらぶ』(2018年公開予定)と主演作が続くように、今年もジャニーズ・アイドルの激戦が予想されるが、岩田剛典主演『パーフェクトワールド』(10月5日公開)や佐野玲於主演『虹色デイズ』(夏公開予定)など、「EXILE TRIBE」の勢いもあなどれないところ。

佐野玲於主演『虹色デイズ』より - (C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社

 そんななか、“2017年の顔”ともいえる竹内涼真が主演する『センセイ君主』(2018年公開予定)に注目。『ヒロイン失格』の原作者によるラブコメの下、俺様教師を演じる彼と昨年『君の膵臓をたべたい』でブレイクした浜辺美波との化学反応は、どんな結果をもたらすのか? そんな彼女も出演する『となりの怪物くん』(4月27日公開)で、土屋太鳳の相手役となる問題児を演じるのは、“2017年日本映画界の顔”となった菅田将暉。今後の日本映画を背負う存在になっても、このジャンルに挑んでくれる意気込みは高く評価したいが、キラキラと汚れ役を使い分ける“ポスト菅田”というべく吉沢亮の存在は、とにかく気になる。

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 『銀魂』の沖田総悟役で、ついにブレイクをした彼だが、対照的なテイストの90年代を代表し、熱狂的なファンも多い『リバーズ・エッジ』(2月16日公開)と『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)だけでなく、昨年コミックが完結した『あのコの、トリコ。』(2018年公開予定)でも主演を務めていることからも、今年このジャンルの中核をなすべき存在になるといってもいいだろう。

福士蒼汰主演『曇天に笑う』より - (C)映画『曇天に笑う』製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン

 吉沢といえば、もちろん前作から1年という短いスパンで公開される『銀魂パート2(仮)』(夏公開予定)への続投も期待されるところだが、同様に男の血も騒ぐ剣術アクションといえば、『曇天に笑う』(3月21日公開)、『BLEACH』(夏公開予定)といった福士蒼汰主演の2本も待機中。昨年の『無限の住人』を含め、キャラや殺陣を使い分けていく福士の役者魂も見どころだが、女性ファンが多いことで知られる『曇天に笑う』の男性キャラに絞った大胆な脚色も興味深く、成功次第では今後のキャスティングに影響を与えるかもしれない。ちなみに、『BLEACH』の佐藤信介監督は『いぬやしき』(4月20日公開)で、『GANTZ』に続いて奥浩哉の原作に挑んでおり、どちらもCG技術とアクションの融合によって、原作の独特な世界観をいかに再現できるか、が肝となっている。

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 そのほか、口コミによって観客動員が増えていった前2部作に続く、『ちはやふる -結び-』(3月17日公開)は、前作を上回る仕上がりだけに前作を超えるヒットも予想されるが、同様の天才ヒロインモノとしては、現時点ではキャスティング未発表の「マンガ大賞2017大賞」受賞作「響~小説家になる方法~」を実写化する『響-HIBIKI-』(秋公開予定)には期待がかかる。

 今後、個人的には、『X-MEN』などマーベルコミックの影響を受けたテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」の実写化なども観てみたいところだが、過去の実績や『グレイテスト・ショーマン』監督の手でハリウッド実写化される「NARUTO-ナルト-」のパターンを考えると、やはり日本映画としては難しいだろう。そんな状況の突破口となるのは、やはり『HK/変態仮面』でギャグ漫画との相性の良さを実証し、『銀魂』ではパロディーの限界に挑んだ福田雄一監督の手腕だろう。彼が手掛けたヒーローキャラが一堂に会する『アベンジャーズ』『ジャスティス・リーグ』的な“福田ユニバース”。考えただけで、いろんな意味でゾクゾクするが、もしかしたら原作や媒体の壁を超えて実現するかも!?

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